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フリーキャッシュフロー計算ツール|営業CF−投資CF

「フリーキャッシュフロー 計算」をすぐに確認できる無料ツールです。営業活動によるキャッシュフローと投資活動によるキャッシュフローを入力すると、FCFと売上高に対するFCFマージンを表示します。

フリーキャッシュフローを計算する

入力例を表示しています。キャッシュ・フロー計算書の同じ期間の数値に置き換えてください。

本業の営業活動から生じた現金収支です。入金超過はプラス、支出超過はマイナスで入力します。
設備投資などの支出はマイナスで入力します。資産売却などの入金はプラスです。
入力すると、FCF ÷ 売上高 × 100でFCFマージンを表示します。

計算結果

入力例の結果プラス

フリーキャッシュフロー(FCF)

800,000円

FCFマージン
8.00%
営業CF
1,200,000円
投資CF
-400,000円

営業CF 1,200,000円 + 投資CF -400,000円 = FCF 800,000円

FCFはプラスです。営業CFで投資CFの支出をまかなえている状態ですが、借入返済や配当などの財務活動は別に確認します。

フリーキャッシュフローの計算式

FCF = 営業活動によるキャッシュフロー + 投資活動によるキャッシュフロー

FCFマージン(%)= FCF ÷ 売上高 × 100

フリーキャッシュフローは、事業活動で得た現金から、設備や事業への投資に使った現金を差し引いた後に残る現金収支を見る指標です。このページでは、キャッシュ・フロー計算書と同じ符号で営業CFと投資CFを入力し、2つを足して計算します。設備投資が400,000円の支出なら投資CFはマイナス400,000円となり、営業CFが1,200,000円ならFCFは800,000円です。

投資CFを社内で「投資額」として正の数で管理している場合は、そのまま入力せず、支出額をマイナスに直してください。資産売却などの入金を含む場合は、対象期間の投資活動による純額を使い、どの取引を含めたかを記録すると比較しやすくなります。

FCF計算の入力項目と符号

最初に、営業CF・投資CF・売上高の対象期間をそろえます。年次の営業CFに月次の設備投資を足すような期間の混在は避けてください。連結と単体、全社と事業部など範囲が違う数値も、同じ基準に合わせてから入力します。

入力項目入力の考え方確認ポイント
営業活動によるCF本業の現金収支売掛金、在庫、買掛金など運転資金の増減を含む営業CFを使います。
投資活動によるCF投資活動の純額設備取得などの支出はマイナス、固定資産の売却収入などはプラスです。
売上高同じ期間の売上高任意入力。FCFマージンを計算するときだけ必要です。

フリーキャッシュフロー計算の具体例

たとえば、営業CFが1,200,000円、投資CFが-400,000円、売上高が10,000,000円なら、FCFは800,000円です。FCFマージンは800,000円 ÷ 10,000,000円 × 100で8.00%になります。

ケース営業CF投資CF売上高FCFFCFマージン
入力例1,200,000円-400,000円10,000,000円800,000円8.00%
大型投資の年3,000,000円-3,500,000円20,000,000円-500,000円-2.50%
投資が少ない月300,000円-50,000円2,000,000円250,000円12.50%

大型投資の年はFCFがマイナスでも、設備更新や新拠点開設など将来の営業CFにつながる投資かもしれません。単月の結果だけで判断せず、投資の目的と翌月以降の回収状況を確認します。

FCFがプラス・マイナスのときの見方

FCFがプラスなら、対象期間の営業活動で得た現金が投資活動の支出を上回っています。借入を増やさずに設備更新や成長投資へ回せる余地を示すことがありますが、FCFの全額を自由に使えるとは限りません。借入返済、配当、税金、契約上の支出などは別に確認が必要です。

FCFがマイナスの場合は、営業CFが弱いケースと投資CFが一時的に大きいケースを分けて考えます。営業CFもマイナスなら、売上回収、在庫、仕入れ条件、利益率など本業の資金化を確認します。営業CFがプラスで投資CFだけが大きくマイナスなら、投資の回収計画、資金調達、翌期の稼働見込みを確認します。

結果まず見ること次の確認
FCFが継続的にプラス営業CFが投資支出を安定して上回るか借入返済、配当、余剰資金の使い道
FCFが一時的にマイナス設備投資や事業投資の目的と時期投資後の売上、粗利、営業CFの推移
営業CFもマイナス利益と現金回収の差売掛金、在庫、買掛金、固定費の構造

FCF・営業CF・EBITDA・純利益の違い

似た言葉でも、現金の範囲と費用の扱いが違います。フリーキャッシュフロー計算の結果を他の指標と並べると、利益が出ているのに現金が増えない理由や、投資が資金に与えた影響を整理しやすくなります。

指標主な特徴向いている確認
FCF営業CFと投資CFを合わせた現金収支投資後に残る現金の方向性、投資余力
営業CF本業の現金収支利益の現金化、運転資金の影響
EBITDA営業利益に償却費を足し戻す償却方法の影響を外した営業力の比較
当期純利益税金や特別損益を反映した会計上の利益最終利益、ROEや配当の検討

EBITDA計算ツールでは償却費を含む利益指標、ROIC計算ツールでは投下資本に対する営業利益の効率を確認できます。投資そのものの採算を見る場合はROI計算ツールも使い分けてください。

フリーキャッシュフロー計算を実務で使う手順

  1. 対象期間を決める:月次、四半期、年度のどれを確認するか決め、営業CF・投資CF・売上高の期間をそろえます。
  2. 営業CFを確認する:キャッシュ・フロー計算書から営業活動によるCFを転記し、運転資金の一時的な増減もメモします。
  3. 投資CFを確認する:設備取得、固定資産売却、投資有価証券など、投資活動に含めた取引の範囲と符号を確認します。
  4. FCFを計算する:営業CFと投資CFを足し、売上高を入力した場合はFCFマージンも確認します。
  5. 推移と資金調達を並べる:単月の結果で結論を出さず、借入、返済、配当、手元資金、翌期の投資計画と合わせて判断します。

計算時の注意点と限界

入力値はブラウザ内のJavaScriptだけで計算し、外部サーバーへ送信しません。社内資料を扱う場合でも、結果を共有する前に対象期間、範囲、符号の前提を確認してください。

フリーキャッシュフローを経営分析に使うポイント

フリーキャッシュフロー計算の結果は、単独の合否判定ではなく、営業CFと投資CFの組み合わせを読むために使います。同じFCFの金額でも、営業活動が安定している会社と、資産売却など一時的な入金でプラスになった会社では意味が異なります。

変化のパターン考えられる状態追加で確認する項目
営業CFが増え、FCFも増える本業の現金化が改善し、投資後の残りも増えている売上回収、粗利、在庫、投資の再現性
営業CFは安定、FCFだけ低下設備更新や新規事業など投資支出が増えている投資目的、回収時期、資金調達、翌期計画
営業CFもFCFも低下本業の利益または回収が弱くなっている可能性がある売掛金、在庫、仕入条件、固定費、受注残

月次・四半期・年次を同じ基準で並べる

FCFを継続的に見るときは、期間、連結・単体の範囲、投資CFに含める取引をそろえます。月次の数値は季節性や支払日の影響を受けやすいため、前月だけでなく前年同月、直近12か月、予算との差も並べると一時的な変動を見分けやすくなります。

また、FCFがプラスでも手元資金が同じように増えるとは限りません。借入返済、配当、税金、リース支払、為替差額など、FCFの式に含めない資金移動があるためです。計算結果を会議で使う場合は、FCFと財務活動、期末現金残高を別々の行で記録すると、資金の流れを誤解しにくくなります。

フリーキャッシュフロー計算のFAQ

基本式は「営業活動によるキャッシュフロー+投資活動によるキャッシュフロー」です。投資CFを支出額として正の数で管理する場合は、営業CFから支出額を引く形になります。

このツールではキャッシュ・フロー計算書と同じ符号で入力します。設備投資などの支出はマイナス、資産売却などの入金はプラスです。

必ずしも問題とは限りません。成長投資や設備更新で投資CFが一時的に大きくなる場合があります。投資目的、資金調達、翌期の営業CFと合わせて判断してください。

EBITDAは償却費を足し戻す利益指標です。FCFは営業活動と投資活動の現金収支を見るため、設備投資や運転資金の影響を含む点が異なります。

できます。営業CFと投資CFだけでFCFを計算できます。売上高を入力した場合は、FCFマージンも表示します。

計算できます。月次、四半期、年次のどの期間でも、営業CFと投資CF、必要なら売上高の対象期間をそろえて入力してください。