歩留まり計算ツール
歩留まり計算
歩留まりの計算方法
歩留まりは以下の計算式で算出されます:
歩留まり (%) = (良品数 ÷ 総生産数) × 100
歩留まり計算とは
歩留まりは、投入または生産した数量のうち、良品として使える数量がどれだけあるかを示す割合です。製造業、食品加工、部品加工、ステンレス板などの材料取り、生産ラインの品質管理でよく使われます。
この歩留まり計算ツールでは、総生産数と良品数を入力するだけで「良品数 ÷ 総生産数 × 100」を計算します。Excelで同じ計算をする場合も、良品数セルを総生産数セルで割り、表示形式をパーセントにすれば同じ結果になります。
歩留まりの計算例
| 総生産数 | 良品数 | 歩留まり | 確認点 |
|---|---|---|---|
| 1,000個 | 950個 | 95% | 標準的な良品率 |
| 500枚 | 420枚 | 84% | 材料ロスの原因確認 |
| 10,000個 | 9,700個 | 97% | 安定した工程 |
不良率との違い
歩留まりは良品の割合、不良率は不良品の割合です。総数が同じであれば、概算では「歩留まり + 不良率 = 100%」になります。
ただし再加工品、検査待ち、廃棄、仕掛品をどう扱うかで数値が変わるため、集計ルールをそろえて使うことが重要です。
Excelで歩留まりを管理する式
Excelでは、良品数がB2、投入数または総生産数がA2なら =B2/A2 を入力し、表示形式をパーセントにします。日別や班別で集計する場合は、まず良品数と投入数をそれぞれ合計してから割るのが基本です。
投入数が0の行を含む表では =IF(A2=0,"",B2/A2) として、ゼロ除算エラーを避けてください。
材料加工で使うときの考え方
ステンレス板やシート材の歩留まりでは、数量だけでなく面積・重量・長さを母数にすることがあります。投入した材料量に対して、製品として使えた量を同じ単位で入力すると歩留まり率を確認できます。
端材を再利用できる工程では、端材をロスに含めるか、次工程の有効材料として扱うかを先に決めておくと、月次比較のぶれを抑えられます。
歩留まり改善で見るべきポイント
歩留まりが低い場合は、原材料の品質、加工条件、設備の調整、作業手順、検査基準、保管・搬送時の破損を分けて確認します。材料取りの歩留まりでは、板材やシートの取り都合、端材の再利用、ロットごとの寸法ばらつきも重要です。
不良品の発生割合は不良率計算ツール、廃棄量の割合は廃棄率計算ツールで確認すると、歩留まり低下の原因を切り分けやすくなります。